Guitar notes in a hutch

一人ギターのために調べた事を記録しておきます

Headrush MX5 でリズム (メトロノーム、ドラムマシン) を使用する → 基本的にはできないが・・・

Headrush MX5 は音もよくてルーパーもついていて、これ1台でなんでもできそうですが、練習するときに役に立つメトロノームやドラムマシンの機能はついていません。

(ま、割と値段が高いマルチエフェクターだとついてない印象ですが)

しかし当然ユーザーとしては欲しいと思っているので、 Headrush Forum にはそういった質問もあり、例えば下記のメトロノームが欲しいという質問では Headrush 公式からの回答も載っています。(見るためには登録してログインする必要があります)

headrushforum.com

 

その回答 →

1. Aux 入力を使用する

当たり前すぎる回答ですが、 Headrush MX5 は Aux 入力を備えているので、そちらにつなげばメトロノームが使用できます。

例えば iPhone のヘッドホン出力を Headrush MX5 の Aux 入力とつなぎ、好きなアプリ(例えば僕の場合は YAMAHAメトロノームアプリ) を使用してメトロノーム音を流すことで練習に使えます

jp.yamaha.com

また逆に言うと 2021/10 の回答でこれなので、すぐにメトロノーム機能を取り入れる気は無いように見えます。

 

次に見つけた質問は、ドラムマシンの機能はつけられないの?という質問です。

headrushforum.com

 

ここでも基本的にはその機能はないので、AUX 入力を使う話が出てきますが、似たような話で、オーディオインターフェースの機能の話が出てきます。

2. オーディオインターフェース機能 (USB) からの入力

これ AUX よりも便利かといえば、全然そうでない(たぶん音質は若干いいんだろう)と思いますが、気になる情報が書いてあったので、ここに書いておきます。まず USB で PC からつなぐというのは普通の機能なのでよく使うかと思いますが、 iPhone/iPad からはつなげるのか?という疑問があります。

これ、僕も前に試しましたが Lightning USB Camera Adaptor などを使用すれば特に問題なく繋げました。ただし iPhone 側のボリューム操作が効かない状態になります。

ところで、この回答からリンクされている部分を読むと、「You can easily adjust the APP volume in the INPUT Block in the USB IN setting.」とあるので、ボリューム操作は入力ブロックの USB IN 設定のところでいじれるようです。(まだ試していないのでそのうち試そうと思います)。ま、面倒くさいですが。

またそれ以外の方法として書いてあるのが →

3. .wav ファイルをインポートしておく

これも前にやってた事があるんですが、公式の回答にも「 you can load audio files into the looper」とい書いてあるように、欲しいリズムパターンを WAV ファイルで用意しておいて、それを MX5 側にコピー、その後ルーパーを立ち上げた後に Load する事で、あくまでルーパーの最初のトラックとしてですが、リズムを鳴らすことができます。

例えば僕がやったのは、Cubase を持っているので、そちらでリズムトラックを作成します。それをオーディオファイルのエクスポートで WAV ファイルにし、MX5 を USB でPC につないでファイルトランスファしてあげておくと、ルーパーで毎回ロードしなければいけませんが、リズムトラックとして使えます。

この際、テンポを変更することができないので(半分にはできたかと思いますが)、僕の場合は欲しい BPM 毎(80BPM, 120BPM とか)に別のファイルを作って使用しています。

結局 AUX からのメトロノームのほうが簡単ですけどね。

こちらの良い点はルーパーなので、特定の曲の練習であれば、ドラムマシンのトラックをロードした後は自分でベース → リズムギターリードギター のように重ね撮りしていく事ができる点ですね。Cubase でもできますが、PCをつながなくてよいので。

※しかし、この辺のドラムマシンとルーパーを一体にした練習のための使い勝手でいえば、Zoom の G1 four が一番良かった!(時間がちょっと短かったので使わなくなったけど)