FLAMMA FS21 ドラム マシン ルーパー ペダル 使い方 (英文マニュアルの日本語メモ)
FLAMMA FS21
ZOOM G1four を手放してからルーパーに関しては、なかなか満足できない日々が続きました。G1four のルーパーは30秒のしばりがあるので、それはギリギリ厳しい (足りない時がある) という事で手放し、Mooer の Groove Loop を買ったりもしましたが、日常の練習に使う自分としては、「BPMをタップでなく、数値で設定できる」という部分が欲しかったのです。そしてつい最近 B1four を購入し、やはりZoomのルーパーは練習用には使いやすいな、という事を実感し、またルーパーを探し始めたわけです。
そこで見つけたのが FLAMMA FS21 です。FLAMMA ではもう少し安いルーパーもあるのですが、上記の「BPMを数値指定できる」という事を考えると、最上位機種の FS21 の一択になりました。
ところで FLAMMA FS21 には日本語のマニュアルが無く、英語のマニュアルもちょっと分かりづらかったので、ここに機能や使い方をまとめておくことといたします。
英文マニュアルはこちら
全てを訳すわけでは無いですが、英文マニュアルの構成に沿ってメモしておこうと思います。
Precautions 「注意点」
注意点は色々書いてありますが、一般的なものなので、ここでのポイントは「9V 300mA」(通常のセンターマイナスです) のアダプタが必要という事です。付属のアダプタを使えば問題無いはずです。
Features 「特徴」
- 音質は 44.1kHz/24bit
- 録音はトラック単位で行えますが、1トラックが最大 4分で 40トラックまで使えるから、トータルは 160分の容量があります
- ドラムマシン機能は 10スタイル (POPS, ROCKなど) があり、それぞれ 10タイプ切替えられます
- EXT CTRL にペダルを繋げられます
- 録音したトラックは USB で PC につなげる事で、インポート/エクスポートできます
- 液晶に表示されるプログレスバーでルーパーの状態を見る事ができます
- フットスイッチが2つあり、ルーパーとドラムマシンの機能がそれぞれ割り当てられています
- 録音した内容は自動で保存されるので、電源を消しても残ります
Layout 「配置」
ここは見ての通りですが、01と05のスイッチはロータリースイッチであると同時にプッシュスイッチになっていて、押して機能を切替え、回して値を変更することができます。
それと07マージコントロールはルーパーとドラムマシンを一緒に使う(この機種を使う場合はこう使う事が多いと思います)場合に押して光った状態にしておく必要があります。
Start 「最初に」
普通につなぎましょう
Instructions 「使い方」
まずは基本的な考え方として、FS21は
- 左側がルーパー (青 LED)
- 右側がドラムマシン (赤 LED)
になっています。
設定する場合はどちらかを選んでから設定する事になりますが、その選び方は
- 左と右のフットスイッチを同時に押す
という事になります。どちらのLEDがついているかで、どちらの設定をしているかが分かります。
また大きくルーパー/ドラムマシンを選んだあとは、設定項目として、
ルーパー (LOOPER):
・MEMORY
・LEVEL
・FADE OUT
ドラムマシン (RHYTHM) :
・SELECT
・VOLUME
・BPM
がありますが、ここを選ぶのは、 1もしくは 5のプッシュスイッチ付ロータリースイッチで、プッシュするごとに項目が変わっていきます。
各項目の内容は以下、値を変えたい場合は上記ノブを回します。
LOOPER: MEMORY
全部で 40あるトラックのうち、どれを使うかを選びます。空いている場合は「Empty」が表示されます
LOOPER: LEVEL
ルーパー側のボリューム調整です。入力レベルが大きすぎる場合は「CLIPPING」と表示されるので INPUT/OUTPUT それぞれ対応する側でレベルを落とす必要があります。
LOOPER: FADE OUT
再生停止した時にフェードアウトするかどうかを設定できます。OFF, 1秒~ 5秒。
画面表示:
ルーパー使用中は、REC/Playback/Dub/Undo/Redo/Stop/Clearの表示がされます。
RHYTHM: SELECT
ドラムマシンの種類を選択します (10 style x 10 type)
RHYTHM: VOLUME
ドラムマシンのボリュームを変更します
RHYTHM: BPM
ドラムマシンの BPMを変更します。左側のフットスイッチで変更も可能です(タップテンポ)。
<途中>